Sean Ellis からのメッセージ - “Hacking Growth”日本語版出版記念

Yusuke Takahashi PhD
GrowthHacker jp
Published in
9 min readJan 16, 2019

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このビデオは、『Hacking Growth』日本語版(編集:伊藤健吾さん)の日経BP社からの出版を記念した「「結果が出るグロースハック」の続け方:『Hacking Growth』出版イベント」(主催:キャリアデザインセンター『エンジニアtype』)の参加者向けに、その共著者であり、グロースハックの生みの親でもあるSean Ellisご本人から送付いただき、イベント内で放映したメッセージです。Seanに快諾いただいたので、GrowthHacker.jpでも紹介いたします。

“みなさん、こんばんは。『ハッキング・グロース』共著者のショーン・エリスです。出版記念イベントにみなさんをお迎えすることができてとても嬉しく思います。そして、『ハッキング・グロース』の日本語版が出来上がったこともにもとても興奮しています。そして、もう一つ、ハッキンググロースの日本語版のためにご尽力された伊藤健吾さんに感謝の意を表したいと思います。

https://www.amazon.co.jp/dp/4822255824/

この書籍と今回のイベントが、みなさんの会社が世界最速で成長する企業を急成長させたのと同様のプロセスに適合していく一助となればと思っています。このプロセスについてもう少しお話しするなら、データと高速での実験のお話に尽きます。そして、これらは、ビジネスにおけるグロースの全ての主要なレバーを通じて継続的な改善をしていくことが目的です。これらの主要なレバーは、カスタマージャーニーにおけるすべての箇所にあります。それらは、お客様が製品を発見するタイミングからから、製品を初めて使うとき(これをアクティベーションと呼びますが)、継続的なエンゲージメントやリテンション(継続利用)を促す要因になるものを助けるとき、収益化するとき、お客様にどのように他の人たちに製品を拡めてもらうかというタイミングに至ります。これらの全てのエリアは、実験と改善に最適です。そして、これらのどれかのエリアにおいて改善をするたびに、ビジネスにおける全体としての成長率が改善していることを目の当たりにするはずです。これらの実験をすることが困難な理由は、あなたの会社には異なる複数のチームが存在していて、ビジネスにおいて、もしくは、ビジネス上のカスタマージャーニーにおける異なるグロースの経路での取り組みにそれぞれのチームが従事しているからです。みなさんに求められるのは、システマチックで、アジャイルなプロセスで実験を実行し続けることです。そして、これこそが僕ら(共著者の2人)がこの書籍に込めたものであり、このイベントを通じてより多くのことを学んでいただければ幸いです。このプロセスのことを、僕らはグロースハックと呼んでいます。これはチームに一丸となって取り組んでもらう際に非常に強力な武器になりますし、今日のイベントと書籍を通じて学んでいただくものを通じて、あなたのビジネスにこのプロセスを適用してグロースを達成していけることを願ってます。

最後になりますが、今晩のイベントが最高のものになるように祈ってます。そして、近い将来に日本でみなさんに再会できることを祈ってます。”

“Hello everyone. I am Sean Ellis and I am the co-author of the Hacking Growth. And I am very excited welcoming you all to the Hacking Growth launch event. So I am equally excited that Hacking Growth is now available in Japanese. And I would like to extend the special thank you to Kengo Ito for helping to make that happen.

So the book and this event will hopefully help your company adopt the process that’s powering growth at some of the fastest growing companies. So when we talk about the process, it’s really about using data and rapid experimentation, to drive continuous improvement across all of the key levers of growth in a business. So these key levers are really all parts of customer journey. So everything from how they discover your product to how they first use it, so that we call it Activation, to help what drives ongoing engagement and retention in your product, monetization, how you get them refer other people to it. Really all of those areas are right for experimentation and improvement. And any time you make an improvement in one area, you gonna see your overall growth rate improved in the business. So it’s challenging now to run all those experimentation, mostly because you have different teams that usually work at each part of the growth path in the business and the customer journey in the business. You need a really systematic and agile process for running that experimentation, and that’s really what we talk about in the book, and hopefully you will learn more about it at this event. So we call that process Growth Hacking, and that’s something really powerful in getting teams to work together, and hopefully with the learning you will get today and from reading the book, you will be able to apply the process, drive breakup growth in your business.

So I wish you the best event tonight, and I hope to be with you again in Japan soon.”

Sean Ellisについて

ショーン・エリス Sean Ellis
2018年3月に株式上場したドロップボックスの創業初期をマーケティング面で支え、同社の急成長をけん引したことで知られる。技術とデータを活用して製品の価値を見定め、その価値を的確に伝えるマーケティング施
策を製品そのものに埋め込む方法論を「グロー スハック」と名付け、みずから立ち上げたWebサイト『グロースハッカーズ・ドットコム』で幾多の実践例を発信。その方法論は全世界の成長企業が活用している。

写真: Sean EllisYusuke Takahashi PhD。恐らく最初に会った日の写真。

『Hacking Growth グロースハック完全読本』

Hacking Growth グロースハック完全読本 単行本 2018/9/28 ショーン・エリス (著), モーガン・ブラウン (著), 金山 裕樹 (監修), 門脇 弘典 (翻訳)
https://www.amazon.co.jp/dp/4822255824/

イベント概要

「結果が出るグロースハック」の続け方:『Hacking Growth』出版イベント
http://bit.ly/hackinggrowth_event_ja

【開催日】2019年1月16日(水)19:30~(開場19:00)

【パネリスト】
・金山裕樹さん ZOZOテクノロジーズ代表取締役CINO(Chief Innovation Officer)
・田面木宏尚さん メルカリ執行役員 メルカリジャパンCEO
・高橋雄介さん AppSocial.ly創業者兼CEO
・稲守貴久さん GMOインターネット次世代システム研究室シニアクリエイター
(モデレータ:『Hacking Growth』編集担当 日経BP社 伊藤健吾)

【会場】GMO yours
GMOインターネット本社内/東京都渋谷区桜丘町26番1号 セルリアンタワー11階

【人数】先着100名さま(100名を超えた場合は「キャンセル待ち」となります)

【主催】キャリアデザインセンター『エンジニアtype』

P.S. イベントの様子

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Entrepreneur, Computer Scientist, Cycle Road Racer, Beer Lover, A Proud Son of My Parents, Husband, Father, Trail Runner (**new**)